最終日のロイヤルバークデールで、松山英樹は静かに、しかし確かな存在感を示した。
前半、松山は2番と3番で連続バーディーを奪い、一時は首位争いの射程圏内に迫る気配を漂わせた。
しかし6番でボギーを叩いて流れが止まり、後半は14番のバーディー1つにとどまった。最終日スコアはイーブンパーの「70」。通算4アンダーでホールアウトし、14位タイでロイヤルバークデールを後にした。
首位のキャメロン・ヤングが最終日「64」という圧巻のスコアで通算9アンダーに到達しており、松山との差は5打。逆転優勝こそ叶わなかったが、3日目の「67」に続く安定したラウンドで、4日間を通じてコースと正面から向き合い続けた。
「ショットもアプローチも良かった」と語っていた3日目の手応えを最終日も維持し、全英オープンにおける松山の存在感を改めて世界に示す大会となった。
他の3選手は、それぞれ悔しさを残す結果となった。久常涼は最終日「71」(-1)でまとめて通算1オーバーの53位タイ。グリーンのライン読みに苦しんだ3日間だったが、最終日は1つスコアを伸ばして大会を締めくくった。
片岡尚之は最終日「70」(+1)で通算2オーバーの59位タイ。予選通過後の3日目・4日目は安定したゴルフを見せたが、2日目の劇的な予選通過劇が今大会最大のハイライトとなった。
比嘉一貴は最終日「72」(+4)で通算7オーバーの74位タイ。前半の安定感が後半に続かず、悔しい最終日となった。
日本勢8人が挑んだ2026年全英オープンは、松山を筆頭に、片岡の予選通過劇、久常の粘り強い戦いと、それぞれが世界の舞台でその実力を問われた4日間だった。
| 選手 | 最終日 | 通算 | 順位 |
|---|---|---|---|
| 松山英樹 | 70(E) | -4 | T14 |
| 久常涼 | 71(-1) | +1 | T53 |
| 片岡尚之 | 70(+1) | +2 | T59 |
| 比嘉一貴 | 72(+4) | +7 | T74 |