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松山英樹

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バーディなしラウンドで苦しいスタート、2日目の巻き返しに期待

Hideki Matsuyama at The Open
節目となる10回目の全英オープンに臨んだ松山英樹の初日はバーディなし、4ボギーの「75」。4オーバーの82位と大きく出遅れた。

世界最古のメジャー初制覇を目指す日本のエースの前に、全英開催会場の中でも屈指の難コースとされるロイヤルトゥルーンが立ちはだかった。

前日の練習日までとは真逆の風が吹き荒れ、多くの選手が苦戦を強いられたこの日。世界ランク14位の松山も例外に漏れず、スコアメイクに苦しんだ。

出だしの1番ホールからいきなりティショットを曲げてラフに打ち込むバッドスタートから始まった。さらに2打目もグリーン横のバンカーへ入れてしまうが、3打目に見事なリカバリーショットを見せてパーセーブに成功した。

2番からも状況は好転せず、その後は耐えるゴルフに終始。しかし迎えた5番でボギーを叩くと、翌6番でもスコアを落とす。ショット、パットともに冴えずに不安定なゴルフが続いた。

さらに後半も12番と15番でボギーを叩き、そのまま見せ場も作り出せないままホールアウト。フラストレーションを募らせた。スタッツを見てもフェアウェーキープ率は30パーセントに満たず、パーオン率は約55パーセント。パッティングも出場157選手中121位と振るわなかった。

開幕前日には「今年はしっかりと良いプレーができれば。頑張りたい」と意気込んでいたが、第1ラウンドでは実力を発揮できず。21年のマスターズ王者の巻き返しが期待される。

第152回全英オープン

7月18日(木)~21日(日)

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