R&Aは18日(木曜日)に幕開けする第152回全英オープンのロイヤルトゥルーン大会の賞金総額を発表。2023年大会から50万ドル(約8000万円)増額され、1700万ドル(約26億8600万円)となり、大会史上最高額を更新した。
優勝者の賞金額は310万ドル(約4億9000万円)で、「チャンピオンゴルファー・オブ・ザ・イヤー」は、長い歴史を誇る世界最古のメジャーで史上最高額の賞金を受け取ることになる。
R&Aのマーティン・スランバースCEOは「R&Aには、全英オープンの国際的な地位を維持し、運営に必要な資金を提供しながら、世界146か国でアマチュアおよびレクリエーショナルゴルフの発展を図る責任を背負っています」と話し、次のように説明した。
「ゴルフの将来に必要な競技者人口の大幅な増加を継続して実現するためには、選択を迫られることもあります。男子プロゴルフにおける大幅な賞金増額がスポーツの認識と長期的な財政の持続可能性に与える影響については、我々は大きく懸念しています。ゴルフがこれから50年後も繁栄し続けるよう、私たちは世界のゴルフ界の利益を念頭に置いて行動することを決意しました」
1位から10位までの賞金金額は以下のとおり:
1位 3,100,000ドル(約4億9000万円)
2位 1,759,000 ドル(約2億7800万円)
3位 1,128,000 ドル(約1億7800万円)
4位 876,000 ドル(約1億3800万円)
5位 705,000 ドル(約1億1100万円)
6位 611,000 ドル(約9700万円)
7位 525,000 ドル(約8300万円)
8位 442,500 ドル(約7000万円)
9位 388,000 ドル(約6200万円)
10位 350,600 ドル(約5500万円)
最終ラウンドに進出する選手が70人を超えた場合には追加で賞金を加算。また70人を超えるごとに賞金は一人当たり125ドル(約2万円)ずつ減少し、予選通過したも選手が受け取る最少額は3万7650ドル(約600万円)となる。
2ラウンド終了後、カットラインに到達できなかった選手の賞金額は以下のとおり:
カットライン以下のトップ10(タイを含む)以内には1万2350ドル(約200万円)、それ以下の20名の選手(タイを含む)には1万300ドル(約160万円)、さらにそれ以下の順位で終えた選手には8750ドル(約140万円)が支払われる。