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「全英オープンイコール悪天候」と考えるゴルフファンも多いのでないだろうか。
確かに自然を利用したリンクスゴルフの醍醐味でもある強い雨風は、選手たちの挑戦意欲を掻き立てさせるもの。一方で、厳しい環境はトップレベルのゴルファーさえも疲弊させ、スコアメイクを困難にさせる最大の難敵とも言える。
果たして明日以降、北アイルランドの最北に近い場所に位置するロイヤルポートラッシュゴルフクラブでは、天候がどのように選手たちのプレー影響することになるのか。
今週ここまでは、まず14日の月曜日にゲリラ的な大雨が降り落雷の注意報も出て、練習ラウンドが一時的にサスペンドされる場面が見られた。翌15日は、英国気象庁から雷雨に関する警戒報が発表されていた。
大会前最後の練習日である16日は、終始風も穏やかで、おおむね晴天が広がっている。そして水曜日時点に発表された、今後4日間の天気予報は以下のとおりである。
初日の大半は曇り見込みも、午前中から降雨の確率が高く、午後になると一時的に雷を伴う豪雨もあるという予報。選手たちは強風にも頭を悩ませそうだ。最高気温は22度と予想されている。
18日のセカンドラウンドは、午前中は降雨の確率は低く晴れ間の中でのスタートとの予報。午後になると雨が降り始め、時折、局地的な雷雨の可能性もある。強風、さらに一時的に突風が吹き荒れる見込みで、最高気温は21度との予想だ。
決勝ラウンドに入っても変わりやすい天気は変わらず、特に最終日は終日降雨の予報。風は、吹き荒れるほどではないものの、海風を中心に東西南北の全方位から吹き込む可能性が高く、コース上の選手たちのプレーに大きな影響を及ぼしそうだ。
ワールドクラスのゴルファーが集う世界最古のメジャー。今年も選手たちは全英オープン“らしい”雨風のもと、伝統的なリンクスゴルフをにチャレンジすることになりそうだ。