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全英オープンなしからぬ好天に恵まれた第153回大会ファイナルラウンド。先頭グループでスタートした河本は、晴天と穏やかな風を味方に序盤から得意のロングドライブを武器に積極的に攻めた。
最初のチャンスは4番。320ヤードのティショットをフェアウェーにつけて、セカンドもしっかりグリーンオン。約5メートルのパットを決めきって1つ目のバーディを奪取する。5番ではティショットをグリーン手前まで運び、ピン奥につけたバーディチャンスから連続バーディ。9番でもスコアを伸ばして、「33」でフロントナインを終える。
河本は「パッティングのタッチがすごい良かった」と振り返り、その結果「自信を持って、グリーンに打っていくショットを打てた」。
後半、17番でこの日最初のボギーを叩いたが、最終18番ではしっかり取り返した。セカンドはあわやイーグルのナイスショット。「195ヤード、7番アイアンをカットで打って、風にぶつけていく感じ。打った瞬間は出球も出方もすごい完ぺきだったので、『入っちまえ!』と思っていた」。
残念ながらチップインイーグルは叶わなかったが、グリーンまでの花道ではグランドスタンドのギャラリーから大歓声で迎えられた。両手で声援に応じ、「めちゃくちゃ気持ちよかったです」。
25歳の飛ばし屋は、「ゴルフを本当に心の底から楽しんでやっているのも見てもらいたいし、コースに来ている人もみんなゴルフが大好きだと思うので。プレーでこうやって盛り上げられるような良いショットも打ったし、なんか気持ちよくてやっちゃいました」と笑顔を見せ、多くを経験した初めての世界最古のメジャーの舞台を後にした。