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待ちに待った第153回全英オープンは、明日、北アイルランドのロイヤルポートラッシュゴルフクラブを舞台に幕を開ける。日本が誇る松山英樹は世界最古のメジャーでの初優勝を目指して、17日の午後5時25分(日本時間)にティオフする。
今回で11回目の出場となるが、プロ転向した2013年に初出場で6位。いきなり異彩を放つ活躍をみせたものの、それ以降の全英オープンでは2017年のロイヤルバークデール大会で14位、2年前のロイヤルリバプール大会で13位に食い込んだものの、松山の本来の実力を出し切れているとは言い難い。
前回ポートラッシュで行われた19年大会の際には初日「71」、2日目「74」で予選落ち。雪辱を期したいところだが、6年ぶりに回ったコースは「難しい」とポツリ。「狭いですし、グリーンも小さい。全部良くないと上位には行けない」と厳しい表情を見せた。
今季の松山はPGAツアーのシーズン開幕戦を制して最高の形でスタートしたものの、以来トップ10は一度もなく、メジャーでの最高位はマスターズ・トーナメントの21位。現地入りしてから意欲的に練習を重ねているが、自身のコンディションについては「良くはないです」と話す。万全とはいえない状況で大会を迎えることになりそうだ。
練習ラウンドではドライバーショットに苦しむ様子が散見していた。一方で、6年前のコースの印象について「いまだに残っている」というだけに、その経験を活かしつつ、得意のアイアンとアプローチを有効的に使って難コースを攻略したいところ。
日本人選手として初の全英制覇、2021年のマスターズ・トーナメント以来のメジャー2勝目が期待される。「頑張ります。良いプレーができて、上位に食い込めたら良いと思います」と意欲を見せた。